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バイオインフォマティクスは、ゲノム配列決定等の生命科学で蓄積した大量データを効率的に解析する技術を構築することにより生命科学の新しい知識の発見を目指す研究分野です。一方、システムズバイオロジーは、生命科学上の知識をモデル化し生命現象をシミュレーションすることにより生命科学の新しい知識の発見を目指す新しい分野です。 いずれも新進かつ急速に発展しつつある境界研究領域であり、そのため広範な知識と技術を獲得する必要があります。従って、国際交流の推進は当該分野における国際競争力の高い人材を育成するために自然かつ必然です。
このような状況の下、京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンターは、バイオインフォマティクス人材養成プログラム:ゲノム情報科学研究教育機構21世紀COEプログラム:ゲノム科学の知的情報基盤・研究拠点形成の支援により、米国ボストン大学バイオインフォマティクスプログラムおよびドイツベルリンシステムズバイオロジープログラムとの教育研究交流を行ってきました。本事業は、この交流を発展的に継続させるもので、以下の2つを柱としています。
  1. 学生・若手研究者の発表を中心としたワークショップをパートナー機関と毎年待ち周りで共同開催します。この共同ワークショップは、現在、3日間、毎年100人以上が参加し約20件の口頭発表と30-50件ほどのポスター発表がなされる大規模なものです。この共同ワークショップの規模を発展させつつ継続します。
     
  2. 学生および若手研究者を毎年5名程度、各3ヵ月、パートナー機関にインターンシップとして派遣し、研究推進能力はもとより研究上のコミュニケーション能力や交渉能力を研鑽させます。
このような事業内容を推進することにより、バイオインフォマティクス・システムズバイオロジーにおける基礎研究のみならず医療・創薬等の応用ひいては産業界にも貢献できる、新分野開拓能力に富み、国際的な研究推進が可能な人材を育成します。

 京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター 
 京都大学大学院薬学研究科医薬創成情報科学専攻