平成17年12月15日(木)より2日間の日程で、COE国際シンポジウム "From
Genomics to Chemical Genomics: 10th Anniversary of KEGG"が、ぱるるプラザ京都にて開催された。
このシンポジウムは化学研究所バイオインフォマティクスセンターを中心に開発されている生命システム情報統合データベースKEGGの開発10周年記念事業として、国内外よりバイオインフォマティクスの分野において中心的に活躍する講演者を招待して行われた。
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15日は尾池和夫総長の開会の言葉のあと、金久
實 教授よりKEGGの新たな展開についての紹介が行われた。その後、近年のゲノム科学から代謝化合物・糖質・環境物質などを含めたケミカルゲノミクスへの展開をテーマとした講演が行われ、続く16日には創薬・マラリアゲノム解析・構造ゲノミクスなどに関する講演が行われた。 |

オープニングをつとめる尾池和夫総長
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金久 實
(京都大学) |
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Tatiana Tatusova
(National Center for Biotechnology Information) |
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Janet Thornton
(European Bioinformatics Institute) |
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James Paulson
(Scripps Research Institute) |
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Reinhart Heinrich
(Humboldt University Berlin) |
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Richard Cammack
(King's College London) |
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熱心に聞き入る聴衆が数多く見られた |
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また、16日には、利用者独自のデータをKEGGのシステムに取り込むことの出来るiKegのデモンストレーションも行われた。
当日は世界各国から約230名が参加し、参加者・講演者間での交流も深められ、有意義に終了した。 |
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木原 大亮
(Purdue University) |
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小俣 達男
(名古屋大学) |
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iKegデモンストレーション |
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緒方 博之
(CNRS Marseille) |
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五斗 進
(京都大学) |
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大和 隆司
(エーザイ株式会社) |
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辻本 豪三
(京都大学) |
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