21世紀COEプログラム・ゲノム科学の知的情報基盤・研究拠点形成

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 研究の紹介 [ English | Japanese ]
環境ゲノミクス ケモゲノミクス 薬理ゲノミクス

創薬科学から生命システム科学へ
〜ゲノムとケミストリーの融合〜

     ヒトゲノム解読に続くポストゲノム研究では、創薬ターゲット探索やパーソナライズド医療など、ゲノム情報の有効利用が盛んに行われている。2003年秋に発表されたNIHロードマップにより、米国では創薬リードや計測プローブといった有用化合物の系統的探索を行うケミカルゲノミクス研究も始まった。本拠点研究はNIHロードマップ以前に立案したものであるが、当初からゲノム情報だけでなくケミカル情報の重要性を考慮し、創薬ターゲット探索を行う薬理ゲノミクス領域、リード化合物探索を行うケモゲノミクス領域、さらにゲノムと環境の相互作用を分子のネットワークとして理解する環境ゲノミクス領域を設定して研究を推進している。リード化合物と創薬ターゲットの探索は生体システムにゆらぎを与える物質とそのターゲットの探索であり、より一般的に生命システムとケミカル環境の相互作用を系統的に調べる研究へと発展する可能性がある。本拠点研究では、ゲノム情報とケミカル情報を融合したバイオインフォマティクスを開拓し、生体内分子の配線図を明らかにし生体外分子とのつながりを明らかにすることで、生命システムと環境との相互作用を理解すると同時に、医療や産業への新しい応用を目指している。
研究拠点形成の紹介  
環境ゲノミクス 環境ゲノミクス
ケモゲノミクス ケモゲノミクス
薬理ゲノミクス 薬理ゲノミクス

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